「真摯に学問に取り組む覚悟」福沢諭吉 重さんの映画レビュー(感想・評価)
真摯に学問に取り組む覚悟
福沢諭吉を柴田恭兵が演ずるなんて意外だよね。諭吉は身分は低かったが長崎で勉強を始めた。諭吉は江戸へ出て塾の先生となった。しかしもうオランダ語は無用で世の中は英語に代わっていた。諭吉は悔しくて咸臨丸でアメリカへ向かう事になった。教科書的伝記の流れで諭吉の顛末を展開していく。勉強ばかりでなく行動力もあったんだね。でも時代は英語をご禁制にしていた。塾の経営を考えながら先駆者としてやっぱり立派な存在だったんだね。塾生が戦争に従軍すると言う挫折も味わいながら真摯に学問に取り組む覚悟を露わにした真面目な作品だったよ。
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