陽のあたる坂道(1958)のレビュー・感想・評価
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石原裕次郎の映画を観るなら外せない傑作だと思います
傑作です
日活時代の石原裕次郎出演の映画の中ではベストだと思います
石原裕次郎とヒロインが登場するムードアクションとは内容も格調も一線を画します
確かに物語の構造は一見エデンの東に似てはいますが、全く違うものです
3時間近い長い映画ながら見応えがあり、全く中ダレしません
後半は没入して観ていると思います
特に中盤の山場、石原裕次郎と轟夕起子の直接対決のシーンは圧巻です
轟夕起子の名演技とカメラかスッと寄る演出は目の覚めるような素晴らしさでした
カメラは良いアップのカットを沢山撮っています
北原三枝の魅力を最大限に引き出していると思います
尖って高い鼻、気の強い頬骨、意志の強い眉
知的な額
超アップで横顔を写してそれを強調しています
そして薄い胸、細い腰
芝生の庭でのダンスシーンは見ものです
観終えての余韻も大変に快いものです
石原裕次郎の映画を観るなら外せない傑作だと思います
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裕次郎は原作のイメージ通り。セリフまわしや価値観など全体の古臭さが...
裕次郎は原作のイメージ通り。セリフまわしや価値観など全体の古臭さが今観るとかえって新鮮に感じられる。ストーリーのテンポも良く爽やかな余韻が残る青春映画。母親役の轟夕起子の存在感が素晴らしい。
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