劇場公開日 1973年9月29日

「裏地のチラリズム」必殺仕掛人 梅安蟻地獄 ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5裏地のチラリズム

2021年8月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

BS日テレの木曜特選時代劇で。

緒形拳が若く、セクシー❤️目がやっぱり強いよねー。女好きで飄々としてるのに、やる時はやる、というのがいい。白い表地に裏地が赤の着物が素敵。千蔵(秋野太作)は裏地が青で、2人で走っている時に、赤と青がチラチラするのがなんとも粋。

林与一はいかにも時代劇スター。色白で面長でまつ毛が長い。偶然知り合ったお仲の家の敵討ちのために、執念を燃やす。

佐藤慶の爬虫類のような冷たい目が良かったが、もう少し悪事に入れ込む理由を知りたかったかな。

蟻地獄のタイトルは、それほど本筋に関係ないのね。

仕掛人は恨みを晴らせずにいる人に代わり、殺しを代行する、ダークヒーロー。日本は昔からこういうのが好きなんだな。次の春雪仕掛針の放送もよろしく。

ぷにゃぷにゃ