劇場公開日 2000年3月11日

「正に塚本晋也といった作品」BULLET BALLET バレット・バレエ 白波さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 正に塚本晋也といった作品

2025年7月30日
iPhoneアプリから投稿

拳銃自殺で恋人を亡くしてから、自信が拳銃に取り憑かれたようになった男の物語。
久々の鑑賞です。
以前観に行った時は監督のトーク付きだったんですよね。
確かおやじ狩りにあった話でした。なつかしい。
いざ始まると最初から石川忠のサウンドがすごい。
これとタイトルバックでもう掴まれるようなんですよね。
塚本晋也も相変わらず色気があり、なかでも中村達也の起用ですよね。
よく考えつきましたよね?本当すごいと思いました。
もうその存在感がすごくて、真野きりなとのダンスシーンも幻想的でぴったりでした。
そのサウンドも、しっとりとしたモノクロも、駆け抜けるような暴力も、すべてソリッドで格好良いんですよ。
正に塚本晋也といった作品でした。

白波