遥かなる甲子園のレビュー・感想・評価
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林泰文が目立ってた
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硬式の野球は聾唖者にとって危険が伴うため諦めさせようという三浦友和。せっかく9人集めた敏夫たちは諦めきれずに普通高校の野球部を見学に。そして、学校側では許可されたものの、高野連からは加盟が却下された。校長の植木等が優しい先生役で努力するのだが・・・
暴走族に入っていた鉄也も試合できないからと、また不良仲間と一緒に遊んでしまい、警察に補導される。しかし、無事に高野連に加盟。その後コールド負けのオンパレードだった北城ナイン。
林泰文の演技ももちろん良かったけど、迫真の演技で光っていたのは萩原聖人。父親(ケーシー高峰)が「もうすぐ社会人になるというのに野球をやってて何のためになる!?」と言われたことが原因だ。それでも最後の夏の大会。彼らは健常人の高校と合同練習をこなし、悔いの無いよう練習に励む。敏夫には試練が待っていた。キャプテンであるけど控えに回されることになったのだ。
試合はコールドゲームなんかじゃない。精一杯力を振り絞って相手高校を最後まで追い詰める。敏夫にも代打のチャンスが回ってくる。聞こえる、中3のとき甲子園で聞こえた大歓声。得意のサイン攻撃はスリーバントだったがキャプテンとしての責務を果たす敏夫。思い残すことはなかった。ナインが一丸となって闘った思い出は彼らの心に一生刻み付ける青春だったはずだ。
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