「花の子ルンルン」同胞 はらから kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
花の子ルンルン
初めて見たのは高校の頃、最初は誰が誰を好きで・・・とストーリーを追っていた記憶がある。もしやNHKが推奨する“明るい農村”を推進するドラマかと思っていた。
今となっては懐かしい俳優ばかりで、何とも楽しく感じられる。高志(寺尾)が佳代(市毛良枝)が好きで、愛子(岡本)が高志を好き。この岡本茉莉が「花の子ルンルン」の声そのままなのでついついルンルン気分になってしまった(笑)
65万という費用の問題や、実際の演劇を観たことがないということなどから一旦は反対派の意見が通りそうになるのだが、河野さん(倍賞)の熱意に負けて何とか実現へと展開する。その間にも佳代ちゃんは東京に出て行き、高志は気が滅入るばかり。何度も青年会の会合にて賛否両論となるが、一つのことを成し遂げようとする心が一つとなって目標に向かっていく。
若者たちの素朴さと、実際の農村のエキストラが何とも言えない。毎日は辛い日々が続くけど、1つの事に燃える!これに尽きる。
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