劇場公開日 2000年12月16日

「 社会風刺や反戦の意思はよく伝わる映画。この手の皆がムカつくばかり...」バトル・ロワイアル kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 社会風刺や反戦の意思はよく伝わる映画。この手の皆がムカつくばかり...

2018年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 社会風刺や反戦の意思はよく伝わる映画。この手の皆がムカつくばかりのグロく、ばかばかしい映画というのは、そのまま“反戦映画”として確立している。だから非難されまくるのが正しいのでしょう。話題にならないとダメなのです。ただ、これを単なる殺人技術のお手本映画としてしか捉えられない人が多いとなると、それだけ日本人は貧困な発想しかできないということをあらわしているのかもなぁ。

 生き残るというサバイバルゲームの虚しさも教えてくれる。この映画を見て、「勝組」であることを誇らしく感ずるのは愚かなことかもしれません。

 栗山千明、柴咲コウ、安藤政信などといった売れっ子を輩出しているのも興味深い。

kossy