「思い出のタイトル」八甲田山 よしたださんの映画レビュー(感想・評価)
思い出のタイトル
「天は我を見捨てたか!」
このセリフを真似しようと、子供のころ、近所の山で雪中行軍遊びをした。無事踏破するも、下山地点が家から遠く、公衆電話で親を呼んだ。結局、子供だけで雪山に行ったことがバレて大目玉。
この頃の映画は力強い。良し悪しはあるけど、ものすごい説得力。押しつけがましいほど。だから、大人から子供まで、スクリーンに躍動する俳優たちから目が離せず、物語をみんなが共有できたのだろう。
緒方拳が脇役。重厚なキャストだ。高倉健が軍服着て、雪の中に立っているだけで絵になる。
コメントする