「リーダーシップと」八甲田山 Miya-nさんの映画レビュー(感想・評価)
リーダーシップと
指揮命令系統について、考えさせられるものがあった。上長に反論できない中間管理職とリーダーの誤った決断による部下の命を失うことに繋がる危うさ、知見のある道先案内人を軽視した対応、翌日は晴れるだろうという楽観的な予測。。。普段の仕事でも起こりうる様々なケーススタディと映った。自分自身を試されているように感じた。1977年の映画でこれほど素晴らしい作品は皆さんが改めて観たくなる気持ちがよく分かった。
俳優の序列も当時が偲ばれており、東宝出身以外の役者(森田健作)に注記があるのも、当時の決まり事が垣間見えて面白かった。最初から最後まで見入ってしまった3時間だった。
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