「あの坂を水桶持って登るのか?」裸の島(1960) うにたん♪さんの映画レビュー(感想・評価)
あの坂を水桶持って登るのか?
あの家族の生活は今見ると衝撃だ。
船に乗ってあれだけの水を汲みにいくだけで重労働なのに、あそこで暮らし続ける事の苦しさ。
台詞はまったく無しで、唯一音羽信子が泣くとき位と思った。
モノクロとあのBGMのみの雰囲気にただただストーリーを追わされ続けるのだ。
「1枚のはがき」でも水桶を持って運ぶシーンがあったので、のちにこの作品を見たら、監督は水桶運ばせるのが好きなのか?と思った(笑)
長男死亡後も淡々と続く生活に何を見るのか?
衝撃的作品だ。
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