「藤岡琢也と渥美清のW主演 でも、どちらかというと藤岡琢也の方が大きな扱いです」白昼堂々 あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
藤岡琢也と渥美清のW主演 でも、どちらかというと藤岡琢也の方が大きな扱いです
白昼堂々
1968年10月公開
松竹、カラー作品
野村芳太郎監督
主演は藤岡琢也と渥美清のW主演
ラストシーンこそ渥美清でしめくくられますが、どちらかというと藤岡琢也の方が大きな扱いで、印象も、彼の演技の上手さが残ります
お話は渥美清の演じるスリの親分が九州の廃炭鉱からスリの一団を率いて上京してきて新宿の百貨店に狙いを定めて集団万引きを行うというもの
スリ摘発一筋の刑事がそこに絡んでいくというもの
倍賞千恵子は東京でその万引き団に加わる女スリ役
やっぱり渥美清が倍賞千恵子の演じるその女スリに惚れる展開
ところがどういうわけか本作では契約結婚という形で上手くいきます
ラスト近くで刑事に啖呵をきるところはサクラのイメージとは大違いの姿を観ることができます
あとフランキー堺が万引き団の雇われ弁護士役で少しだけ絡みます
これは大して目立ったものでなく残念
お話が進んで、万引き団もメンバーが次々にパクられてこの辺りが潮時かと別の大仕事を計画してクライマックスに突入します
退屈することなく観ることができます
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