劇場公開日 1959年11月22日

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「千春が吉良上野介の孫に当たるという面白さ。もちろん赤穂浪士の絡みで...」薄桜記 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0千春が吉良上野介の孫に当たるという面白さ。もちろん赤穂浪士の絡みで...

2018年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

千春が吉良上野介の孫に当たるという面白さ。もちろん赤穂浪士の絡みで安兵衛(勝)が茶会の日時を正確に知るため千春を頼ったという点も・・・

 丹下(市川)は八州回りの旗本でもあったが、結婚後江戸へと戻る途中、千春は族に連れ去られ5人の男にレイプされた。やがてそれは丹下が破門となった道場の、これまた仕返しにと破門となったチンピラどもであった。生類憐みの令があった時代、醜聞を消し去るために狐のせいにして殺してしまったり、安兵衛が千春と不義をはたらいていたなどという噂を友情のおかげで嘘だと見破ったりと、見どころは満載。そして、なんといっても、千春の汚れた体に自分を許せなかった丹下が、長尾家に離縁を申し入れにいったが兄に片腕を切られるところがショッキング!まぁ、丹下左膳を意識したストーリーもまた面白いのだが、忠臣蔵ファンとしては、どうも安兵衛の描き方が少ないのが気になるところ。

kossy