HOUSE ハウスのレビュー・感想・評価
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Essential Film School Viewing
No aspiring filmmaker should miss their homework on watching the all-nonsense horror/comedy classic House. It is a psychedelic masterpiece in playful story, sound design, cinematography, and editing, with some famous Japanese actors and musicians featured within. It's gravure idol-like cast is not spared from the male gaze, but far from the exploitative nature of other "pink films" of the era.
変なの~!
シュールで怖くて頭おかしい感じなのについ夢中で観てしまう。
編集も絶妙に気持ち悪良い。
たまに入る彼女らの変な一言二言のごちゃごちゃした会話に思わず笑わずにはいられない。
あの7人組好きすぎるー
クンフーカッコいい💕
扉を閉めるシロ猫にはご用心!
夏だ!HOUSEハウスだ!!
夏の映画といえば?
大林宣彦35mm初監督作品「HOUSEハウス」を真っ先に思い出してします。
(そんな気持ち、老害なのでしょうか。
あくまでもクリエイターとしての大林宣彦監督の遊び心を尊敬しています。)
劇場公開時(1977年・夏)リアルタイムで観ました。
いつ観ても摩訶不思議で、
コマーシャルカットの繋ぎ合わせでも映画になること、
撮影所未経験の大林さんが東宝の美術さん達も味方にしたセット等
(それは本当に観るたび、よく東宝の大道具小道具さん達も動いてくれたなぁと驚くばかりの仕掛けの数々ですよ)
今観ても大林監督のエネルギーが満ちています。
映画創りって仲間と一緒に切磋琢磨して楽しいという基本を、
観ていても感じます。
当時は大場久美子さんの大ファンでしたが、
池上季実子さんはいつ観ても綺麗で可愛くて、
でもどうしてもスキにはならない僕の心の謎も、不思議で、いつまでも答えを出しません。
なぜ?
【最初、作品を間違えたかと思ったぞ!ポップで、当時は斬新な映像効果にビックリした作品。大林宣彦監督の劇場用長編映画第1作であり、アイドルホラー映画の嚆矢的作品でもある。】
■学校から帰宅したオシャレ(池上季実子)に父は再婚相手を紹介する。
 オシャレはショックを受け、間近に迫った夏休みに仲間とオバチャマ(南田洋子)のところへ行くことにする。
 夏休み、オバチャマはオシャレたち7人を歓迎するが、このオバチャマはすでに死亡していた。
◆感想
・イヤー、或る程度映画を観て来ていると、今作の様なある意味、エポックメイキング的な作品にぶち当たるから面白いのである。
・資料を見ると、この作品が公開された時に、それまでの映画関係者たちからはボロクソに言われたそうだが、若手からは支持をされたらしいのである。
・映像は、明るく、ポップで、音楽もキャッチー。けれども、内容は明るいホラーなのである。
・笑顔の南田洋子さんや、写真のオシャレの母、(池上季実子:二役)が妙に怖いのである。というか、池上季実子さんって、チョイ怖くない?(ホント、スイマセン・・。)
・アイドルの人としては、大場久美子さん位しか、知らないが今作って、もしかしたらアイドルホラー映画の嚆矢的作品じゃないかな。
<今作は、色んな意味で、ナカナカビックリの作品であるが、一番のビックリは今作が、大林宣彦監督の劇場用長編映画第1作という事である。
 何だか、凄かったっす。>
あれま
CM監督して奇才と言われ活躍していた大林宣彦の初劇場用映画監督作品だそう。本作品の登場は一種の"映画革命"をもたらしたと評されることもあった模様。
ただ、俺は20歳の頃に名画座で観て、ハマらなかった記憶あり。今回再び観たが
やはりハマらなかった。俺のジャンルではない模様。
池上さん(季実子)や大場さん(久美子)たちといった女優やアイドル、有名歌手の尾崎さん(紀世彦)、有名作曲家の小林さん(亜星)と多彩な人材をちりばめた本作。不足気味なのは演技力だけ。
いや、ほめちゃだめでしょ、この映画。
「池上さんは胸出しOKだから」と言われ、かつ監督が好きに撮った映画ってことなのかな?
怪獣特撮映画が好きな俺だから、遊びみたいな特撮を見せられて必要以上に憤慨しちゃっているのかもしれないな。
ただ、本作で大林監督が認められて、以降の映画を撮ったことは、俺にとってもほんとうに幸せなことでした。そういう意味で、よかった。
まぎれもない大林宣彦監督作品‼️
わが敬愛する大林宣彦監督のデビュー作で、"家が娘たちを食べる" というファンタジー・ホラー‼️リアリティのかけらもない荒唐無稽で派手な視覚効果による幻想的な画面と、池上季美子さんや大場久美子さんを始めとする7人の少女たちの強烈な個性‼️井戸で冷やしたスイカを取り出したら生首だったり、時計が動き出すと娘の体が切り刻まれたり、家に上半身を食べられたために足だけで反撃のキックをしたり、ピアノの鍵盤が弾いてる指を噛みちぎり、指だけが鍵盤を叩いていたり‼️アニメーションや合成を多用し、まるで絵本のような楽しさと不気味さがスゴい‼️本来恐くあるべきシーンも、コミカルなタッチで笑いを誘うようなシーンになってるのがこの作品のキモですね‼️恐いんだけど笑える‼️まさしく大林監督の才気爆発で、ゴダイゴの主題歌もサイコーでした‼️
お祭りのお化け屋敷
大林監督の商業作品デビュー作。
公開当時中学生だった自分にとってはとても印象深い作品でした。
大場久美子や池上季実子をはじめとする通称HOUSEガールズがピエール・カルダンのおしゃれな衣装に身を包み、南田洋子演じるおばちゃまの屋敷で夏休みを過ごすが…彼女たちに怪現象が起こり…というファンタジーホラー。
夏休みのお祭りでのお化け屋敷に騒ぎながら進んていくような感じ…外に出ると空いっぱいの夕焼けが目に映って今日も楽しい一日だったなって気分にさせてくれます。
皆さんのレビューにあるように演出は書き割りの背景とか、セリフもよく聴き取れなかったりでチープな感じは否めないけど、とにかく色が素晴らしく大場久美子が襲われるシーンの夕焼けは息を呑む美しさでした。それから、雰囲気を盛り上げるゴダイゴの音楽も思春期の自分には刺さりメインテーマ「ハウスのテーマ」はお気に入りの一曲になりました。サントラを何度繰り返し聴いたことか…!
それにしても屋敷の井戸や布団やピアノや電燈の笠などが人を襲うなんて…そんな発想·演出がヤバすぎました。ちなみに、大場久美子が襲われたシーンでみんなに助けを求めるシーンで「どうしたの?泥だらけじゃないの」「泥だらけの純情?」ってセリフがあって、公開当時同時上映が百恵友和の「泥だらけの純情」だったり、反対に「泥だらけの純情」のなかでは「HOUSE」のTシャツ着てる人が出たり面白い仕掛けがありました。
0138 そして誰もいなくなった
1977年公開
当時人気だったコメットさん大場久美子が主演
と池上久美子♥とゴダイゴと大林宣彦。
特撮は特撮といえるものかどうか最低。
ファンタジー風を狙ったのか
それでもリアルでない。
特報予告編はすごくスリラーでよかったのに
本編は笑いとツッコミのオンパレード。
この映画で初めて知ったゴダイゴの曲は斬新だった。
50点
初鑑賞 1977年8月17日 梅田劇場
パンフ購入
往年のスターアイドル!若かりし頃の幻影!
いや~、懐かしい。この一言です。
池上さんとか大場さん、若い。ホンッと可愛らしい。
さて、本編ですが、大林監督のデビュー作ですか。尾道三部作は、結構好きなんですが、それ以外は・・・
大林監督の作品って、やっぱり好き嫌いが別れますよね。あの自己主張の強い映像の数々。はっきり言って自分は嫌いです。
よく言えばファンタジーかもしれませんが、あの現実離れした小手先のトリック映像。嘘臭くて見るに見かねます。あくまで個人的な感想なんで、ファンの人、ごめんなさい。
本作品もそうですね。怖さなんて全く感じない、チープな映像のオンパレード。
家が人を食べるというストーリーは、面白い。ピアノが人を食べるってアイデアも良いんだけど、あの見せ方は・・・チープな映像も嫌いじゃないんだけど。
とは言うものの、池上さんのヌードがあったり、当時の若手アイドルのパンチラ(神保さんなんて、後半はパンツ一丁だったし)が拝めるということで、スケベおやじは高評価とさせていただきました。
大林監督の御冥福をお祈りいたします。
青春時代に帰れる作品
1977年公開当時に映画館にて鑑賞。その帰途に、レコード屋に立ち寄り、ゴダイゴによるサントラ盤(メインテーマのシングルレコード)を購入したことを鮮明に記憶している。
大林宣彦の劇場映画初監督作品として有名になったが、当時の私のお目当ては、
池上季実子、大場久美子、松原愛、神保美喜
といった若手女優、アイドルが出演する和製ホラーという珍しさに惹かれたからだった。
私にとって映画と言えば、『男はつらいよ』シリーズや任侠もの、特撮ヒーローものだったので、
本作は、映像、ストーリー、ちょっとしたお色気シーン、音楽…なにもかもが斬新で衝撃的だった。
大林宣彦監督は、
『尾道三部作』でその名声を確固たるものにしたが、この『HOUSE ハウス』は、大林宣彦監督の若さやチャレンジ精神、こんなこともあんなことも出来るぞ、という覇気のようなものがスクリーンから溢れ出ている。
個人的には、大林宣彦監督にはもっとたくさんSF系のファンタジー作品を撮ってほしかった。
眉村卓、星新一、筒井康隆などとの相性は抜群に良かったはずと勝手に思っている。
最近、本作を改めて見る機会があったが、
どうしても、当時の自分の感動をただただ反芻するような見方になってしまい、いまの自分としてのレビューが難しい。
ただ、鑑賞当時の私に与えた衝撃を考えると、最低でも★4.0かな。
ずっと探してた!!
子供の頃に観て強烈に印象に残ってた映画。
もう1度観たくても題名も分からず、
役者さん達のお顔もぼんやりでずっと探してました…
ある日突然おばちゃまの顔降臨!
「あれは南田陽子さんだった気がする!!!」
と検索かけて見事ヒットしましたー!!!
子供の頃はガチで怖かったのですが、
今観ると(30年は経ったか…?)
ホラー度は低めだなと感じました。
むしろ独特の世界観にもってかれました。
今時の作品慣れてると
邦画の古い作品ならではの荒さ…
映像、特殊効果の古さに加えて
役者さんのセリフ棒読み感…展開の唐突感…
設定の無茶感…などなど…「昔の映画!」って感じ満載です。
ですが、画が大変美しく、
唐突感も作品の内容と何か調和してて、
古臭いというよりノスタルジックで好きです。
ホラー演出なども古いけどおどろしさ
がちゃんとあって安っぽい感じはあまり
感じませんでした。
明るさ、不気味さ、可笑しさ、妖しさ、おどしさ…
いろんな要素が代わる代わる押し寄せ
メリハリ効いてます。とっ散らかってる
ようで何か綺麗…
好き嫌い別れるとは思いますが、妖しい
世界に連れてってくれる作品です。
作品彩る役者さん達が本当可愛くて
美しいです!
「この人出てたんだ!若いなー!
可愛いなぁー!」ってなりました。
鰐淵さんがちょっとしか出ないけど
本当美しかった。
また観たくなるんだろうなと思います。
私のトラウマ映画
子供の頃テレビで観ました。メチャクチャ怖かったのを覚えてます。
『白髪の南田洋子』、『大場久美子がファンタというニックネーム』、『女性がピアノに食べられるシーン』、『屋敷中が血の海』、この4つしか覚えてませんでしたが強烈な印象でした。
しかし大人になってDVDを購入し20年ぶりくらいに観たら全く怖くなく、むしろコミカルでファンタジー色が強い映画だなという印象に変わりました。
この頃の神保美喜さん可愛いですね。惨劇の合間夕焼け空を見つめるシーンと、大きな古時計の中でこちらを見てニコリとほほ笑むスウィートを見て『ごめんね』とつぶやくシーン・・・が特に好きです。
大林宣彦監督初の劇場用監督作品です。
ハリボテ感満載のセットやチープな特撮が何だか手作り感があって良い。
人喰い屋敷
女の子が可愛い!
これも0点か満点のどちらかしか評点の付けようがない映画。
1977年公開の映画で、大林宣彦の監督デビュー作。
公開当時、当時小学生だったが見に行ったのだが、エラく怖かった記憶があって、そのため成人するあたりまで清涼飲料の「ファンタ」が何となく怖かったという(笑)
で、久々にDVDを購入して再見したのだが…
この映画のどこが怖かったのだろう?当時の俺は?
映像はおそらく意図的に、徹底してチープな書き割りやセットを背景に繰り広げられる。ロケで撮影されたらしきシーンはほとんど1シーンしかないほど徹底している。
また、特殊効果も恐ろしくチープ。
高校生の時に友人が文化祭で撮った自主映画の方がよほど"らしい"特殊効果だった、と思うほど。
まあ要するに、大林宣彦の「女の子を可愛く撮る」ことに振り切った映画なのかと。
池上季実子(当時18歳)や大場久美子(当時13歳)は今見ても可愛いったらない。特に池上季実子はその若さでその色気は何事だ?と思うほどの妖艶さも見える。
7人のメインキャストの女の子のうち2人(池上季実子と松原愛)は脱いでるし。
ようやるわ大林さん(笑)
当時20代前半の檀ふみもチョイ役で出てるし、セリフはないものの三浦友和まで出てる。
また南田洋子、小林亜星、尾崎紀世彦といった面々も出ていて、若き日の彼らを見るだけで楽しい。
公開当時から賛否両論だったのも分かるが、今見ると貴重な映像ですわ。
大林宣彦の変態的少女偏愛志向。だからカルト。
全部食っちまえ
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