「現代では到底つくれない良作だった。しかし一方 随分、冷めた目でも観...」人間の條件 第1・2部 青山 明さんの映画レビュー(感想・評価)
現代では到底つくれない良作だった。しかし一方 随分、冷めた目でも観...
現代では到底つくれない良作だった。しかし一方 随分、冷めた目でも観ていた。当たり前のことだけれどもやはり❝映画❞なのである。理想主義の梶は能力のほか、気力、体力、腕力があった。兵隊に引っ張られる前は三千子という愛し愛される妻もいた。梶演じる仲代達也の風貌もいい。 三千子も美人だ。良きものを与えられた上での設定なのだ。感動させられるのも当然である。では それらをひとつでも欠いて 満州の戦場に赤紙1枚で引っ張られた者はどうなるのか・・・・・・・・・・・。
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