「素朴で生々しい」日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声(1950) hyvaayota26さんの映画レビュー(感想・評価)
素朴で生々しい
演技やドラマ演出はかなり素朴だけど、取り残された人たちの最期や全滅していく戦闘は鬼気迫るものがあった。威張ってるだけの人たちは一目散に逃げていく。ただただ虚しさの残る終幕。
終戦から5年後、スタッフも観客も身近に戦死した人がいただろうから、どんな気持ちで作り、観たのだろうか。
クーラーのない、暑いジャングルの中で過ごすと考えただけでつらくなった。
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