日本侠客伝 刃のレビュー・感想・評価

シリーズ第十一弾にして最終作‼️一目惚れした十朱幸代の芸者と、その弟のために、渡辺文雄率いる政治結社に殴り込み・・・‼️かつて契りを結んだ侠客の池部良さんとの対決も見もの‼️やはり侠客ぶりで言うと、鶴田浩二さんと池部良さんが男の哀愁がにじみ出ていて、健さんよりも好きだな‼️それを痛感したシリーズ全十一作でした‼️

2024年3月3日
映画 #日本侠客伝 刃(ドス）(1971年)鑑賞

シリーズ最終作品
#十朱幸代 さんがヒロイン

博多出身の車夫が、恩人の芸者を身請けするため、金沢の郵便局で働く
総選挙の際、ある代議士を応援したことで敵対する右翼に迫害され倒産に追い込まれる

何で砂丘に置いてけぼりにした？

最終作は無法松タイプの話で、前半は恋心を懐きながら身を引き、後半は舞い戻って・・・。
高倉健と十朱幸代のせつない恋がなかなか。
任侠映画もファイナルステージで、実録路線が待っている。

日本侠客伝の最終作。

健さんと池部良。
二人の共演はたくさんあるが、本作では任侠もの晩年ゆえの陰りが悲しみを誘い、全盛期にはない魅力があると思う。

任侠ものから現代ものへの移行期というか、若干迷走気味なところがかえって面白いです。

一般的にオススメするなら本作は選びませんが、主要作品をだいたい観たような健さんファンなら楽しめると思います。