日本侠客伝 絶縁状のレビュー・感想・評価
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「いよつ!健さん、待ってました!!」
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これは傑作でしょう。
前半は世間のヤクザに対する風当たりに苦悩する。
この辺りの健さん演じる主人公の気持ちは、現在の社会状況からすると、ややわかり難い。でも…。
「俺達はヤクザだが、決して暴力団なんかじゃねえよ!」
そう語るのが、古いしきたりを重んじる昔気質で、頭ガチガチのヤクザが我らが健さん。
時代が変わった事を自ら実感し。尊敬する組長へ断腸の思いで杯を返す。
この辺りから観客の気持ちはガッチリと健さんと一緒になり、画面を食い入る様になってしまう。
とにかく、後半からクライマックスへと至る感情の盛り上がりが半端では無いのだ。
遂に怒りが爆発した健さんが諸肌を脱ぐ瞬間は、言葉では表せ無い位の興奮度だ!
組長への想いの強さを示す健さんの姿・佇まいに思わず泣かされてしまう。
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