「築地魚河岸流血闘争」日本侠客伝 関東篇 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
築地魚河岸流血闘争
クリックして本文を読む
WOWOWプラスで鑑賞。
魚河岸の利権を貪ろうと非道を繰り返す悪徳組合長とやくざを相手に、我慢に我慢を重ねた高倉健と鶴田浩二の堪忍袋の緒が切れる。北島三郎と長門裕之のどちらかが死ぬのだろうなと予想を立てたが、まさか両方死ぬとは思わなかった。
南田洋子と藤純子の姉妹が、男だらけでギラつく画面を華やかにしてくれる。
特に、妹の藤純子が長門裕之に甘える時の声音と仕草にはやられてしまった。
高倉・鶴田の二枚看板は前作と同じ。脇役のはずの鶴田浩二が、高倉健よりも目立ち始めるのも同じだった。本丸に攻め入り、諸悪の根源を仕留める役目だけは主役に譲ってやって欲しかった。
コメントする
