「一度は観て欲しい」二百三高地 いわさんの映画レビュー(感想・評価)
一度は観て欲しい
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戦争において各目線での辛さが描かれた力作だとおもう。
現場上層部(乃木希典etc)は、本部と現場の板挟み、部下の死による自責の念に苦しみ、
現場(主人公)は、仲間の死や、今までの価値観の崩壊、上層部への猜疑心、家族の不安抱え、
日本に残された人達は、送り出した人が帰らぬ人となったことに深い悲しみを覚えている。
しかし誰も私利私欲のために戦争をしているのではなく、
日本を守るため必要に駆られている様が冒頭で丁寧に説明されているため、
それが余計に本作品の悲しさや辛さを助長している。
日本戦争映画の傑作のため、是非とも一度観ることをお勧めする。
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