「ドキュメンタリー映画史に残る傑作」ニッポン国・古屋敷村 milouさんの映画レビュー(感想・評価)
ドキュメンタリー映画史に残る傑作
1980年代に入っても日本でこのような作品が撮られてしまったこと自体が、奇跡のようなもの。後に『1000年刻みの日時計 牧野村物語』につながる、地元との長く深い関係をもとに着実に目撃する・記録する、という姿勢はここでも見事に生かされている。世界のドキュメンタリー映画史でも稀な成果で、米・欧で小川紳介は伝説的な存在。
これを「日本を貶めている」と曲解する年寄りは、映画なんか見なくていいのでは。
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