「のんびりとした漁村が徐々に戦争に巻き込まれていく」二十四の瞳(1954) ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
のんびりとした漁村が徐々に戦争に巻き込まれていく
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久しぶりに映画でじゃんじゃん泣きました。
この映画、何でこんなに涙が出るのか、観ていてる時には良く分からなかったです。
特に泣けるのは「浜辺の歌」の中盤と終盤の場面。
おなご先生の高峰秀子の演技が最後まで本当に良いし、子役も可愛くて健気。
成長して大人の役者にバトンタッチしても、最後までのその面影が浮かんで泣けるのかもしれません。
昭和の始めののんびりとした漁村が徐々に戦争に巻き込まれていく様子と、戦後に残る傷痕の悲しみと痛みを庶民目線で描いていることが心に染みます。
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