「市電が走る。その側で。」西陣の姉妹 ヤマナさんの映画レビュー(感想・評価)
市電が走る。その側で。
西陣の織元・大森屋は莫大な借金で虫の息。宇野重吉の番頭は高利貸しの菅井一郎から家を抵当に挽回を試みるのだが。昭和20年代の西陣の町屋を再現したセット(毎日映画コンクール美術賞受賞)は見ごたえあるが、市電が走っている姿を見られるのが嬉しい。まあ、その側で宇野重吉はトンデモナイことをするのだが。『怪奇大作戦』のあの問題作を彷彿させる。
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西陣の織元・大森屋は莫大な借金で虫の息。宇野重吉の番頭は高利貸しの菅井一郎から家を抵当に挽回を試みるのだが。昭和20年代の西陣の町屋を再現したセット(毎日映画コンクール美術賞受賞)は見ごたえあるが、市電が走っている姿を見られるのが嬉しい。まあ、その側で宇野重吉はトンデモナイことをするのだが。『怪奇大作戦』のあの問題作を彷彿させる。