劇場公開日 1977年10月15日

「心中したのに生き残った場合」西陣心中 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0心中したのに生き残った場合

2021年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 西陣に魅了された女・・・というか、浅すぎる。ゆみ(島村)の最初の心中は無理強いだということで落ち着き、多少同情的にも見られるのだが、結局は何を考えてるのかさっぱりわからない女。西陣仲間の宮崎(成田三樹夫)がしつこく脅迫してくるが、それはすっぽかし、博之(光田)と寝る。「私はこれが初めてじゃないのよ」と言いつつ、織子をする前はコールガールだったんだから、ちょいと詐欺みたいなもの。

 結局、しつこい成田に怪我を負わせてしまったため、店をやめることになったが、またもやコールガールに戻り、今度は世話になった社長(土屋)にも金で抱かれ、ついでに何人もの男と寝てしまう始末。そうやって貯めた金で博之が作った帯を買うとか言い出して、最後には博之と心中しようとする。

 まぁ、島村佳江のヌードだけが見どころだったわけか・・・

kossy