「今ではシュール」肉弾(1968) sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
今ではシュール
昭和20年、魚雷にくくりつつけられたドラム缶のなかで海を漂流する21歳の兵士。落ちこぼれ士官候補生だった彼は、家畜のように扱われていたが特攻の命令で神とされる。一日だけの外出で少女と出会い好意を抱くも。
当時の笑いは現代ではイマイチだけど、シュールな笑いがあります。終戦から20年以上たって、ずいぶん世の中お茶らけたんだな、という皮肉が込められた反戦映画。
戦争により、昭和20年の男の平均寿命は46.9歳とのこと。
爆発音や電子音が、ウルトラマンで聞きなれた音で懐かしい。
大谷直子が当時高校生。当時は、あんなことまでやらせてよかったんだ。
コメントする