「ブラックユーモアと皮肉たっぷりで反戦を訴えた傑作」肉弾(1968) 矢萩久登さんの映画レビュー(感想・評価)
ブラックユーモアと皮肉たっぷりで反戦を訴えた傑作
#新文芸坐 さんにて「俳優・寺田農 バイプレーヤーの矜持」と題した特別上映開催中。
本日は#岡本喜八 監督『#肉弾』(1968)を鑑賞。
戦中派の監督が実体験を基に私財を投じてATG(日本アート・シアター・ギルド)で映画化。ブラックユーモアと皮肉たっぷりで反戦を訴えた傑作。
#田中邦衛 さん、#笠智衆 さん、#高橋悦史 さん、#伊藤雄之助 さん、#天本英世 さん、ナレーターは #仲代達矢 さんと喜八組常連が揃い超豪華。
#大谷直子 さんの瑞々しい演技も良いですね。
そのなかでも#寺田農 さんの演じた「あいつ」の常軌を逸した演技は日本映画史に残りますね。
ご冥福をお祈りいたします。
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