劇場公開日 1968年10月12日

「世界で一つの神の国」肉弾(1968) Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0世界で一つの神の国

2015年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

悲しい

総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:60点|音楽:65点 )

 理屈が全く通じない頭ががちがちの上官がいて、レコードの針が飛んだり、ところてん式に押し出されたりという演出が可笑しい。戦時の日本への皮肉と滑稽さをもった文芸作品で、当時の世の中に対して言いたいことを伝える小さな劇を連ねる演出で楽しさも感じさせるが悲しみもある。
 でも劇を通して戦争に対する主張が強い。だから映画として面白いかと言う視点で考えると、必ずしも自分の趣味ではなかった。

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Cape God