「突っ込みどころ満載の壊れた脚本だと感じる。」二階の他人 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
突っ込みどころ満載の壊れた脚本だと感じる。
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「人間はみんなウマシカだよ!」見ている僕が一番ウマシカだった。
比べたくないが、それまで小津安二郎監督や黒澤明監督がいた日本映画界が、彼等がいらっしゃらなくなって、瓦解が急に始まったと判断できる。
突っ込みどころ満載の壊れた脚本だと感じる。
また、「核家族」がどんなものか分かっていない中産階級が、俯瞰した目で見下した想像劇。
同じ演出家が、同じキャストを使って、「崩壊する大家族」を描くが、なんとなく的外れ。
「誰が母親の面倒を見るか?」なんてその後の大和民族にはあり得ない逸話。「他人に見させるべき」は自明の理である。勿論、お金を社会が負担すべきで、そう言った話にならないから「75歳で死ね」と国から脅される。いやいや、そんな国ではないが、そんな想像をする人が映画賞を取ってしまう。なんか矛盾している。
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