「おばけみたいなデッカい鯉に食べられてしもた」泥の河 コバヤシマルさんの映画レビュー(感想・評価)
おばけみたいなデッカい鯉に食べられてしもた
内容。舞台は戦後11年頃まだ敗戦の色濃い大阪に突如宿船とよばれる船が少年の家の対岸につき川を挟んで宿船の子供二人と母親の3人家族同士の軋轢と主人公ノブオ【両親とノブオの3人家族】の大人への成長物語。オバケみたいなデッカい鯉は日本にとってのアメリカ🇺🇸で大人も子供も混乱から傷を治そう皆必死で生きていこうとする姿が痛い。台詞でノブオは水に生える木かぁという言葉が1番印象に残った。廓船が🚢ノブオを子供意識から大人意識へ成長させた甘くて苦い誰しも感じたが忘れた気持ちを思い出させてくれる様な作品。ETにも似た作家性のある素晴らしい作品である。生と死また性と私の対比が静かにも重く描かれて子供視点が臨場感あり胸に詰まる作品で何せ優しさが痛い!!自身の子供の頃を思い出して一度は見てみてはどうでしょうか?
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