劇場公開日 1978年8月12日

「【三番星登場!冒頭はUFOが出て来ておふざけが過ぎるが、若き原田美枝子さんにヤラレタ作品。川谷拓三さんが菅原文太さんと真っ向勝負しているのも良き哉。そして、文太さんも最後はビシッと決めるのである。】」トラック野郎 突撃一番星 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0【三番星登場!冒頭はUFOが出て来ておふざけが過ぎるが、若き原田美枝子さんにヤラレタ作品。川谷拓三さんが菅原文太さんと真っ向勝負しているのも良き哉。そして、文太さんも最後はビシッと決めるのである。】

2024年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

幸せ

ー 6作目まで観て来て、少しマンネリになって来たのか、冒頭は当時ヒットしていた”未知との遭遇”などが織り込まれている。
  ムムム、となるがスンゴイ若き原田美枝子さんが登場して、面白くなった作品である。-

■元トラック野郎のいい加減な男、玉三郎(せんだみつお)に弟子入りを志願され迷惑な桃次郎とジョナサン。
 鳥羽の水族館で出会ったえり子(原田美枝子)のウエットスーツ姿に桃次郎は釘づけになり、その後も勝手ないつもの通りの勘違いを続ける。
 しかし彼女には真珠の研究者・駿介(川谷拓三)という恋人が)いたのである。ある荒天の日、駿介が真珠を育てている筏を確認に行った際に事故にあい、恋仇でもある彼を、桃次郎はトラックに乗せ、えり子とともにで病院に急ぐ。

◆感想

・序盤は、少しおふざけが過ぎるシーンが多々あり、ムムムとなる。せんだみつおさんも、ちょっと浮いてるよなあ・・。芸人さんだからしょうがないか。

・が、スンゴイ若き原田美枝子さんが登場すると、一気にストーリーが動き出す。この時、お幾つだったのだろう。”羨ましいぞ!石橋凌さん!(でも、ARBは好きだったから、問題ない)”と思いながら、観賞続行。

・嬉しかったのは、えり子が好きだったのが、青い真珠を生み出そうとする研究者・駿介を演じた川谷拓三の男くささかな。
 「仁義なき戦い」などでは、菅原文太さんにやられっぱなしだったのが、この頃には一流の力量を認められて来たのだろう。菅原さんと、対当に勝負している笑顔無き真面目な男を好演している。

<そんな、駿介が三重の海で大怪我をしたときに、病院を盥回しにされながらも走り回る桃次郎の姿は、ヤッパリ格好良いね。
 それにしても、お若い時から原田美枝子さんは魅力的な女優さんだなあ。彼の方の美しさが、この作品を支えていると言っても過言ではないきがするなあ。
 あ、あと、結構良く行っている下呂温泉や、飛騨の高山祭りが出るのも嬉しかったな。じゃーね。>

NOBU