独立少年合唱団のレビュー・感想・評価
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「少年二人の友情と揺れ動く心」がテーマなのは異存ないが、革命、学生...
「少年二人の友情と揺れ動く心」がテーマなのは異存ないが、革命、学生運動とか現在では副テーマとしても成立し得ない時代になってる。2000年当時は未だあり得たテーマだったんだよね。 少年のボーイソプラノが何処か違和感あるなあと思って観てたが、エンドロールで大人のカウンターテノールのアフレコだと知って納得。あれは少年の声質では断じてない。しかも殊更に目立って聴こえるのが辛かった。
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ストーリーは……。
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内容や脚本はチープに感じてしまった。
父親と親友の死に際がほぼ同じだなんて短絡的過ぎるのでは?
主人公の転入時の挨拶では、吃音をバカにした奴が明らかに悪いのに両成敗的な対応しかとらない教師や、講堂のような広い寝室で行われる陰湿ないじめには、何とも言えない苦しさを感じた。
同年代の女子とのあり得ない合同練習も笑ってしまう。
でも友情とも愛情とも言えない不思議な感情は、上手く表現できていたように思う。
また、プロではなく大人になりかけたこの時期の男性合唱の美しさにだけは感動したので最低点にはしなかった。
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