劇場公開日 1982年6月12日

「山崎さんの艶!!!」道頓堀川 とみいじょんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0山崎さんの艶!!!

2020年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

萌える

お年を召した山崎さんのファン。この頃も青年の父親役なので決して若くはないのだけれど、私が普段見慣れている山崎さんよりもっと若くて(当たり前だ)、ほれなおしてしまいました。いい男は若い時も、年の重ね方もすてき!!!

大阪。行ったことがない頃に初鑑賞。大阪の街を、この映画や大阪を舞台にした歌で想像して、憧れたなあ。

基本は、真田さん演じる青年と、その恋人を巡る物語。
アクション俳優としての売り方が多かった真田さんの初めてのアクションなしの映画で、新人賞かなんかとったんじゃなかったっけ?
賞をとったというのもうなづけるほど、この映画以前の役と違って、繊細で孤独な青年を演じている。

でも、もう一つの筋の山崎・佐藤浩市親子を巡る物語が半端なく、派手で緊迫感があるから、印象がそっちにもってかれてしまう。
正直、佐藤さんはまだ演技もへたで喚き散らすだけなんだけどね。やっぱり山崎さんがビシッと締めて下さるからなあ。

不評のラストはうろ覚え。なんだかなあと思ったような記憶が。(公開時に鑑賞)
原作未読。

とみいじょん