東京裁判のレビュー・感想・評価

4時間半の長編ドキュメンタリー映画。
難しい言葉で字幕も早いのでところどころついていけませんでしたが、長さを感じさせずあっという間でした。
玉音放送の全文を始めて聴きましたし、色々と学ぶ事が多かったです。
ガラガラかと思って行ったら、シネマリンほぼ満席でした！

極東国際軍事裁判

日本の将来を左右したこの裁判はその総てを余すところなくフイルムによって記憶されていた。
巨匠小林正樹がこの膨大なフイルムを執念で編集し、さらに当時の様々な出来事も挿入しながら‘果たして戦勝国が敗戦国を裁くのが正しいのか？’‘戦争とは？’を世界に問う。
上映時間は実に4時間37分だがあまりにも面白いと言っては不謹慎か？
とにかく素晴らしいと声を大にして言いたい。

この映画の編集作業はあまりにも過酷を極めた為に監督小林正樹は身体を壊してしまった逸話が残っている