「まだ、考え続ける」東京交差点 ロコムクさんさんの映画レビュー(感想・評価)
まだ、考え続ける
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映画「東京交差点」"Tokyo Scramble" は1991年の
3本のオムニバス映画、脚本は新藤兼人
1は、離婚家庭で、母(中島ゆたか)の再婚の話が進む娘と心を病家も会社も怖くなった会社員(高橋長英)のキス
2は、介護保険制度前夜の老人、結末は老夫婦(浜村淳)が入水心中した。しかし、娘(藤吉久美子)はやっと結婚できた。
3、夫が死に水商売のホステスになった母親が失踪した子供たちが、貧困な中、児童相談所に入所することになる。
20年以上たっても、生産力や資本は飛躍的に拡大蓄積したが母子家庭の問題やストレス社会や介護問題など何もかも解決せず深刻化しています。そんな中で、多くは生き抜こうとしています。脚本家として訴えた新藤兼人も解決を見ずに逝ってしまった。
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