釣りバカ日誌10のレビュー・感想・評価
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釣りの成果はアジ、ニジマス、スズキ
シリーズ10周年を迎えた記念碑的作品では、スーさんが重役陣に嫌気がさして鈴木建設社長を辞任してしまう。念願の釣り三昧の生活もむなしさが募るばかりのスーさんに、ハマちゃんの提案は「仕事をすべき」。
ボイラーマンとして再就職した派遣先は鈴木建設。マスクで顔を隠しながら仕事をするスーさんの姿を、ハマちゃんは面白がるが……。
また、ハマちゃんの釣りの弟子(金子賢)と同棲している恋人(宝生舞)の恋の行方が描かれる。
● 公開日:1998年8月8日
● ロケ地:福岡県北九州市
● ゲスト:金子賢、宝生舞、夏八木勲
● 釣りの成果:アジ、ニジマス、スズキ
● 監督:栗山富夫
【スーさん、勢いで社長を辞めるも、再就職先はナカナカなくって・・。今作は、高年齢者の方の労働問題や結婚したばかりの夫婦の在り方を描いた作品である。】
■スーさん(三國連太郎)はある時、会社の役員達と意見が対立し、勢いで社長を辞めると啖呵を切ってしまう。
釣り三昧の隠居生活を送ろうとするも楽しいと思えず、家にも居場所はなく、浜ちゃん(西田敏行)に諭された彼はビルのメンテナンス会社に再就職する。初仕事で向かった先は、何と辞めた鈴木建設だった。
◆感想<Caution!内容にあんまり触れていません!>
・山田監督の諸作品は勿論、喜劇が多いのだが、結構社会的な問題を扱っている事が多いよね。
今作で言えば、高年齢者の就職先の少なさや、労働条件の厳しさだよね。
私が、良く思うのは、例えば夏の炎天下の中、道路工事の誘導員をやられている方や、スーパーの駐車場の誘導をされている方の多くが、高年齢の方なんだよね。
熱中症にならないのかなあ、とか心配になってしまうんだよね。けれども、ここ5年ほどで、冷風を送るジャケットなどが普及して良かった良かったと思っているのだけれども、厚生労働省は、労働力が足りない中でもう少し、高年齢の方の働く場所の検討をして欲しいんだよね。
あとは、仕事柄、知っているんだけど、若者の一部は半年働いて、半年休業手当で遊んでいるなんて人もいる。
採用面接の際に、そういう人に会うと、何だかコレマタ心配になるんだよね。
・後は、若い恋人同士の間に子供が出来た時だよね。
今作では、目出度く結婚するんだけど、松五郎は最初、結婚そのものに躊躇するんだけど、気持ちはよく分かる。私がそうだったからね。自信が無いんだよ、この女の人を幸せにできるのかなあってね。
けれども、そこを踏ん張って頑張って働くと、きっと可愛い赤ちゃんが生まれて、幸せな家庭が出来るんだよね。
・あと、高木ブーさんと浜ちゃんのお見合いの時のおめでた演奏は可笑しかったな。浜ちゃんの芸には更に磨きがかかっているよね。じゃーね。
<今作は、高年齢者の方の労働問題や結婚したばかりの夫婦の在り方を描いた作品なのである。>
スーさんリタイア失敗
スーさんが肉体労働!?
今回はスーさん鈴木建設にサラバのはずが、再就職でカムバック!バンドマンの恋の二本立て。
スーさんの社長退任劇はおもしろい!
毎度、ながらに重役たちに不満タラタラのスーさん。ヤケになって退職!
これで毎日楽しい釣り三昧かと思いきや、全く釣りが楽しくない…。まさかのハマちゃんに社会の厳しさを教えられて再就職することに。臨時社員として雇用された会社の派遣先は、まさかの鈴木建設!変装しながら労働に励むスーさんがかわいい!見応えアリ!
今回のゲストキャラは金子賢と宝城舞。当時はわりと人気があった様な気はするけど、今見るとちょっとパッとしない…。二人の恋はあっさりし過ぎてて拍子抜け。バンドマン設定どこいった?!二人の会話もなさ過ぎる。これは問題作。
金子賢演じる松ちゃんはまあまあいいキャラなので、もっとかっこよく作り込んで欲しかったな。
前半はスーさん社長辞任事件。男気みせる役員たちが良かった。バイトで...
タイトルなし(ネタバレ)
役員たちと対立し、勢いで会社を辞めてしまったスーさん。
その後、ビルメンテの会社に就職するが、派遣先が鈴木建設だった。
なぜかつながってしまう、いつもの釣りバカのパターンですね。笑
スーさんは変装してスズケンのメンテナンスに行くが、
トレイが汚いとか、メンテナンス員として外から見る会社の風景で気づくことがあった。
アメリカのドッキリ番組でこういうのがありますね。社長が社員として入社して現場の状況を見てみるというやつ。
ハマちゃんはメンテナンスの人とも仲が良く、やっぱり釣りの話で盛り上がる。
そしてやっぱり恋のキューピットとなる。
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