忠臣蔵外伝 四谷怪談のレビュー・感想・評価
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忠臣蔵と四谷怪談のコラボ
民谷伊右衛門(佐藤浩市)は赤穂浪士だった。
討ち入りを待っている間、湯女のお岩(高岡早紀)と所帯を持つ。
妊娠しているお岩を邪魔とばかりに毒殺するが・・・。
有名な話のコラボは散漫になってしまう。
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死臭
昔見たときはあっけにとられた記憶があるが、25年ぶりに見返すと登場人物全員から妖気にも似た死の匂いがたまらん。
佐藤浩市がどうにも生き難い、投げやりで人生に飽きた表情を見せるのがたまらなく若くて、危なっかしくて、なぜか可愛いとおもってしまった。
アイデアが勝負
忠臣蔵と四谷怪談をミックスさせるというアイデアが面白い。
両方とも復讐物なので相性が良いのだと思う。
脚本を書いた古田求はやや力業だが話を上手くまとめていると思う。
高岡早紀も従来のお岩役に比べて、やや情念が薄いものの魅力的に演じていて好感がもてる。
公開当時は市川監督の「四十七人の刺客」と競合して興行的には敗れたが映画の面白いさでは、こっちの方が断然に上だ。
コンセプトは面白いが・・・。
正直にいうと最後の映像と脚本が悪すぎる。深作監督は既成概念を壊す好きな監督なんですが、この作品はちょっと悪い方にはずれたかなと感じました。見所が高岡早紀のヌードだけじゃ厳しいよ。興行的にもオオコケした記憶があります。キャストもいいんですがね。六平さん、いい味だしてます。
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