劇場公開日 1984年12月15日

「三田佳子さんと三田静香の芝居が心に染みた」Wの悲劇 Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0三田佳子さんと三田静香の芝居が心に染みた

2024年11月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

先日放送されたBSの録画を視聴。

圧倒的な芝居をみた。
1番言いたいのは、三田静香(薬師丸ひろ子)の芝居に鳥肌が立った。
次に、翔に扮する三田佳子さんの迫力。
そして世良公則さんの魅力。
三田村邦彦さんも出演していて、なんだか三田だらけの作品を観たって感じ。

序盤はラヴ・ストーリー。
中盤の腹上死から涙腺にスイッチが入った。
芝居の世界の華やかさの裏の厳しさ、切なさ、悲しさ、夢に向かう情熱が心に染みた。
一人で再スタートすることを告白するラストも素晴らしい。
ジブリ作品のようなBGMが、暗い世界に優しく光を照らしていたように思う。

Don-chan