劇場公開日 1984年12月15日

「酔って絡むひろ子」Wの悲劇 Kjさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0酔って絡むひろ子

2020年5月25日
iPhoneアプリから投稿

初見だと思うが三田佳子のイメージがはまりすぎてて初見に思えない。やはりすごい存在なんだなと感慨深い。ここがぶれてしまうと主人公の進む道がよこしまになる。大人の世界をひとりで体現して受けとめる大きさ。
劇中劇どころか現実世界を含めた多重構造で、最後の方の展開の盛り方は大味ですらあるが、ラストの薬師丸ひろ子の泣き微笑みのワンショットに沈黙。そして主題歌が素晴らしい後味。
未だ二十歳なんだよな…

Kj