「いろいろすごかったけど、」太陽を盗んだ男 みけいさんの映画レビュー(感想・評価)
いろいろすごかったけど、
だーいぶ前に見たことあったけど、改めて見てみた。
「こんな展開で、こんなに長かったっけ?」ってのが見たあとの感想(笑)
なかなかに主人公の変わりもんのキャラの芝居がクセありすぎて目にもつくけど、冒頭の催眠ガス?のスプレーのくだりやらバスジャックの展開も、なんなんだかというかんじで、それも時代を感じた。
そのバスジャックのくだりは時間とってたわりには、そのあとの展開にそこまで関係なかったような。
だいぶ前に見てみてから、その時の記憶がなく、初めて見た感覚。
それでも個人的には、なんか「なにが言いたい映画だったんだろう」、「あ、結局爆発しちゃったのか?」と、「えええー。。。」ってなかんじだった。
ドロボーあり、カーチェイスあり、タブーあり、銃撃戦あり、ハチャメチャではあるけど、「その時代でよく作った」というのは伝わる。
こういう映画なら最後は爆破解除して無事に終わるもんでもあろうに、その終わり方もそうだけど、結局ストーリー全体としてなにがしたかったのか、国や政府が大がかりに絡むでもなく、なにかメッセージ性があっての内容でもなく、ヤケになってるだけの話で終わってしまい、んー、、、というかんじ。
個人的には、主人公の長髪が終始気になって、汗かいて暑いだろうし防護マスクかぶったりもするのに、短く切ればいいのに、とも思ったり(笑)
あと、ボイスチェンジャーでのセリフは非常に聞きとりにくくてわかんなかった。
ただひとつ、池上季実子はかわいかった(笑)
でも彼女の登場、立場、役割はストーリーにいるか?(笑)
ちなみに、この映画を知ったきっかけは、今はカネなくてトンズラしてしまったかつての知り合いからの紹介だった。
この映画というとそいつを思い出すけど、今ごろ彼はどうしてるんだろう(笑)