「フォトジェニック」太陽を盗んだ男 こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
フォトジェニック
これはすごいものを観てしまった!
久しぶりにこんな興奮。
人に言いたいが、ある程度映画好きの人じゃないと
まったく分かってもらえない可能性大。
沢田研二主演の他のドラマかなにかと勘違いしていて
一度観たと思っていたが
手を伸ばして良かった!!!!
主演の沢田研二ことジュリーは
70年代のフォトジェニックである。
彼自身グループサウンズからソロになって
いきなりビジュアル系のハシリになったという
ものごっつい展開を見せてくれたひとです。
この映画は彼なくしては魅力半減。
いつも不満と満たされない気分でいっぱい。
誰もわかってくれない。
そういいながら、じゃあなにが不満なのかと尋ねると
「いいよべつに!」。
……そんなの、反抗というよりかただの甘えじゃねーか!
このなんとも言えない感じを一身に体現してくれる存在が
ジュリーこと沢田研二なのである。
いやあ、最高。
ジュリー演じる9号が人生で一番
充実していたのがきっと
原爆をハンドメイドしていた頃だろうというのが
おかしいやらむなしいやら。
だらだら書いておきながら。
つべこべ言わずに観ろ!観てくれ!
損はさせない。
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