劇場公開日 1979年10月6日

「映画ファンのハートを盗んだ男たち‼️」太陽を盗んだ男 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0映画ファンのハートを盗んだ男たち‼️

2023年6月24日
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監督作としては「青春の殺人者」と本作の2本しかないという恐ろしい現実をつきつけられた長谷川和彦監督の傑作‼️前代未聞の犯罪者と彼を追いつめる刑事との息詰まる対決を描いた、日本では今後作れないんじゃないかと思われる犯罪エンターテイメント映画です‼️バスジャックや原発の襲撃シーン、坂下門や国会議事堂でのゲリラ撮影、実際のデパートで撮影された群衆のパニックシーンとか、十数台のパトカーとの講堂でのカーチェイスとか、手に汗握る凄まじいシーンの連続で、ほんとよく日本で撮影できたなぁと思います。手製の原爆を手にひとり国家権力と戦う物理教師ジュリーと、ヘリコプターにぶら下がりながら銃を乱射する文太刑事の反骨のストーリーは、荒唐無稽で奇想天外なんだけどホントにカッコいい‼️クライマックスの屋上での両者の激突は今なお語り草になるほど凄まじいし、被爆してしまったジュリーが抜け落ちる髪を愛でるショットなどは切なくてゾッとするけど、どっか色っぽい‼️ローリング・ストーンズの来日が現実になり、ナイター中継の延長が当たり前になった今でも、やっぱり長谷川和彦監督とジュリーと文太はいつまでもヒーローです‼️長谷川監督、新作待ってますよ‼️

活動写真愛好家