「無言なのがいい」大魔神怒る 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
無言なのがいい
66年大映。
大魔神1作目はなぜか学校行事で市民会館で見た記憶がある、制服姿で。見終わった後に皆で感想を言い合ったな。あれ何だったのか。
それはさておきこの2作目、監督は三隅研次。しっかりと作った時代劇である。台詞などもビシッと決まっており気合すら感じる。手を全く抜いてない。
しかし見所はやはり特撮部分で(大魔神出て来るのまだかな〜)と思ってしまうわな。だがドラマ部のえげつない展開に唸らされる。画ぢからが強い!
大魔神出てきてからは圧巻。特撮も見事な出来。無言でドシンドシン歩いて壊しまくり。悪い奴らは暴力で懲らしめるしかないのだ!!ケリのつけかたも徹底しており、勧善懲悪ドラマとしてスカッとしました。監督の暴力性にも痺れた。
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