「相米監督作としてそれなりに有名だが、この映画の良さは自分には分からなかった。」台風クラブ Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
相米監督作としてそれなりに有名だが、この映画の良さは自分には分からなかった。
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1985年製作/115分/日本、配給:A PEOPLE CINEMA、劇場公開日:2023年9月23日。
その他の公開日:1985年8月31日(日本初公開)
脚本は、ディレクターズ・カンパニーのシナリオコンクールの準入選作であるとか。中学生の鬱屈した感情爆発を描こうとしてるのは頭で理解できるが、全く面白くない物語と思えてしまった。
台風による雨の描写も、人工的なものが丸見えで、いけてない。主人公が高い教室から飛び降りて大雨でズブズブになった校庭に突き刺さることにはビックリしたが、あれで命を落とすことの理解が不可能に思えてしまった。
音楽と結びついて踊り狂う中学生に高エネルギー性は感じたが、もっと上手に踊ってと思ってしまった。ただ、人生に疲れてる様な教師役の三浦友和は、それなりに魅力的には感じた。
監督相米慎二、脚本加藤祐司、企画宮坂進、製作宮坂進、プロデューサー山本勉、撮影伊藤昭裕、美術池谷仙克、音楽三枝成彰、録音中野俊夫、照明島田忠昭、編集冨田功、助監督榎戸耕史、スチール安保隆。
出演
三上恭一三上祐一、清水健紅林茂、山田明松永敏行、高見理恵工藤夕貴、大町美智子大西結花、宮田泰子会沢朋子、毛利由美天童龍子、森崎みどり渕崎ゆり子、英夫佐藤允、清水留造寺田農、岡部(用務員)伊達三郎、八木沢順子小林かおり、保健医きたむらあきこ、八木沢勝江石井トミコ、三上敬士鶴見辰吾、小林尾美としのり、梅宮安三浦友和。
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