「若さ溢れる」台風クラブ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
若さ溢れる
リアルな十代の役者が少し浮世離れしたような中学生を今の若手俳優では真似できない、80年代だから相米慎二だからこその為せる技!?
唐突に火傷を負わせてからのレイプ未遂、何事もなかったようにケロっとして周りに溶け込んでいるアイツがサイコ野郎過ぎて怖い。
いや、あの中学生たち全員が何かズレている感覚、羞恥心すら持ち合わせない、ある意味で純粋無垢、悪い意味での破天荒なマセたガキ供。
今こんな映画を撮ることは限りなく不可能、ド天然で根性が据わった映画人の本気度、良き時代、例えがダサいかもなニューウェイブ感を醸し出す斬新さ。
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