「ヤクザ映画のパロディです 腹抱えて笑えます 仁義なき戦いシリーズの箸休めに好適かと思います」ダイナマイトどんどん あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
ヤクザ映画のパロディです 腹抱えて笑えます 仁義なき戦いシリーズの箸休めに好適かと思います
ダイナマイトどんどん
1978年公開、大映
東映じゃありません大映です
いや、マジで初めは東映でと言う話が、岡田社長にあがる前に流れてしまったとか
色々あって、大映がやりたいとなって菅原文太は当時東映の専属でもあり、大映から東映に仁義をきったということのようです
ヤクザ映画のパロディです
腹抱えて笑えます
時は1950年昭和25年、場所は北九州小倉
老舗ヤクザの岡源組と新興ヤクザの橋伝組の抗争が激化
治安維持に不安を覚えた警察署長の肝いりで、北九州のヤクザ12組参加で、野球大会を催して、民主的に平和的に抗争を解決させようと目論むのですが、やはりヤクザ同士、血の雨が降る展開に・・・というお話
そこに宮下順子の演じる小料理屋の色ぽい女将を巡る菅原文太と北大路欣也の三角関係が絡みついて という展開
タイトルの意味は岡源ダイナマイツという野球チームの応援コールです
別にダイナマイトを投げ合うなんて映画ではありません
ヤクザの組対抗野球大会がもしあったら、という発想でありそうな事がてんこ盛りです
野球賭博、ノミ行為、勝敗に縄張りをかけてとかとか
投手の指が欠けていて
凄い魔球を投げてくるとか
真面目に観ないで、まあ、仁義なき戦いのパロディだと思ってご覧になられると楽しめます
野球だけでなく、中盤には普通のヤクザ映画のような殴り込みシーンもあります
決勝戦はヒートアップした両チームが球場全体を巻き込んで大乱闘に、
ついに呆れ顔の占領軍司令官も怒り心頭に達して・・というオチで終わります
菅原文太が弾けています
仁義なき戦いシリーズの箸休めに好適かと思います
コメントする