「コンピューターはwindowsなんかない時代。グラフィックと言えば...」ゼイラム マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
コンピューターはwindowsなんかない時代。グラフィックと言えば...
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コンピューターはwindowsなんかない時代。グラフィックと言えば、マッキントッシュコンピューターの時代。
総称してSFXと云うのだろうが、テクスチャーとクロマキーとストップモーションとスタントと火薬をフルに使っている。
雨宮慶太先生は人気作品に恵まれなかったが、円谷英二先生や実相寺昭雄先生の流れを継ぐ、日本の特撮における重鎮な方と僕は思っている。彼のキャラクターは、エイリアンやプレテダーの模倣を超えた何かがあると過大評価かもしれないが、そう思っている。この映画はライブで見なかったが、ピンク映画に出ていた螢雪次朗さんが出ている事をあとから知って、レンタルビデオで見た。
だから、雨宮慶太先生と言うと『仮面ライダー』の敵役のキャラクターを作る人と言ったイメージになる。
この頃、レンタルビデオにはコピーガードが施され、色々な方法でダビングを試みた記憶がある。
コンピューターはNECのPC9800シリーズを見限って、MACを使いだそうと、食指が伸び始めた時と記憶する。
日本のカウンター・カルチャーが瓦解を迎える時である。
さて、特撮がウルトラマンからライダーに変わった理由は、単純に経費の問題だと思う。つまり、実物大にすれば、模型を作る手間と経費が削除出来る。そして、何故アニメか?も同じ答えになる。しかし、問題は言うまでもなく、アニメ業界のブラック企業体質にあると思う。ひょっとしたら、日本のアニメはもう終わったかもしれない。少子化で子供がいない。だから、アニメを作っても、興行的に合わない。そして、実写に耐える演技能力を持つ俳優は、日本にはもういなくなってしまったかもしれない。
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