スペーストラベラーズのレビュー・感想・評価
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まるであれのよう
海外の楽園で暮らすために、銀行に押し入る三人組。しかし失敗したうえに、人質と行内にたてこもることに。そして人質を犯人グループに仕立てる。行員二人、電気屋、離婚寸前の夫妻、謎の男とともに、TVアニメのスペーストラベラーズを名乗り。
最初クイーンの「ナウアイムヒア」が流れ、これは、と期待。エンドロールでも流れます。しかし、キャストがかなりかぶっているためもあり、まるで「踊る大走査線」のスピンオフのよう。そのうち深津絵里が、警察手帳を出すのかもとさえ思いました。評価が高いのが意外。どうも金城武は邦画で上手くいかないな。「狼たちの午後」「明日に向かって撃て」を思い出しました。
方向読めない雪ダルマ
こういった、テンポがよくって
どこに転がっていくのか分からない
お話は大好きです。
観る前から、ちょっと間抜けなニュアンスで
楽しいものだろうと
わかってはいたのですが
ずっとそのテンションを保っていて素敵。
にもかかわらずラストは…。
幸せになってほしかったですね。
踊るファンは見てほしい。人生で一番大好きな作品なんです
本広さんの作品の中では、あまり認知されず、知られていない作品です。
でも私はこの作品が本当に大好きです。
DVDが擦り切れるくらい、もう何度も見ています。
銀行強盗するお話なのに、だれも悪い人は出てきません。
登場人物全員いい人。
全員個性的でユーモアに溢れている。
強盗におしいったはずが、いつのまにか人質とタッグを組んでいる。
情けない強盗3人組は、色々な誤解が重なり、ニュースでは極悪テロリストとなっている。
そこまでの奇妙な展開が非常によくできていて、この映画の面白い所です。
一番好きなシーンは、大杉漣さんとガッツ石松さんの全く意思疎通ができてない金庫のシーン笑
奇妙な顔する大杉漣さんの表情がまた良すぎて、何度みても何度だって笑ってしまいます笑
それと導火線を切る時に、安藤政信さんが純粋な顔でいう「俺、みどりが好きだ」っていうあのシーンのカッコよさ。
(これは女子にしかわからないと思いますが笑)
踊るシリーズに欠かせないSATが高杉亘さんなことも、嬉しくて仕方なくなります。
ここまでずっとコメディなのに、最後はハッピーエンドではなく、悲しくて仕方ないですが、最後のクリスマスシーンで、彼らを思い出すみどりの涙で、ひたすら悲しかったそんな気持ちが少し報われました。
だから最後のクリスマスシーンは絶対になきゃならないのです。
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