「マットな艶」砂の女 sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
マットな艶
昆虫採集のため砂丘地帯に来た教師。帰りのバスが無くなったため、村人の案内で、大きな穴の底で砂に埋もれそうな民家へ泊めてもらう。家には一人の女がいて、砂をかき出していた。翌朝、彼はその穴から出られないと知り。
原作は、30年以上前に読みました。状況から「ミザリー」を、ラストは「惑星ソラリス」を思い出しました。しかし原作も映画化も、それらより前です。
乾いた砂とは裏腹に、ジメジメと湿度を感じます。そして岸田今日子にも、マットな感じでありながら、艶も感じました。後の岸田今日子しか知らなかったので、新鮮。
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