劇場公開日 1996年6月15日

スーパーの女のレビュー・感想・評価

全14件を表示

4.0この時点での伊丹映画の集大成じゃないかな

2025年4月22日
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鑑賞方法:映画館

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ねこたま

5.0本作で描かれるスーパーの裏側のエピソードがどれも予言的。まるで予見していたかのような緻密な取材力に仰天です。

2025年4月19日
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2月21日(金)からTOHOシネマズ日比谷さんで開催されている「日本映画専門チャンネル presents 伊丹十三 4K映画祭」(監督作品を毎週1作品、計10作品上映)もいよいよ残り2作品。本日は『スーパーの女』(1996)。

『スーパーの女』(1996/127分)
『大病人』(1993)『静かな生活』(1995)の前二作が作家性に富む作品でしたが、本作では『マルサの女』(1987)『ミンボーの女』(1992)に連なる現代社会の問題点を描く「女シリーズ」が完全復活。
公開はバブル経済が完全に崩壊した1996年。
世間がバブルの狂乱から急転、低価格志向に一気に関心が向く中、身近な「(食品)スーパー」をテーマに選んだ点はいつも通り監督の鋭い見識は流石です。

おかっぱ頭のスーパー大好き主婦・井上花子(演:宮本信子氏)と花子の幼なじみで崖っぷちのスーパー「正直屋」専務・小林五郎(演:津川雅彦氏)の掛け合いはいつもの「女シリーズ」同様、陽気でサバサバした女性がダメな男たちを𠮟咤激励して繁盛店に導く痛快な娯楽作に仕上がってますが、本作で描かれるスーパーの裏側のエピソードがどれも予言的。

実際に賞味期限偽装(リパック)は2000年の雪印集団食中毒事件、2007年の赤福餅や船場吉兆、さらに食肉偽装は2007年の牛肉ミンチ偽装事件(ミートホープ事件)など続々発覚、大きな社会問題になりましたが、それら事件をまるで予見していたかのような緻密な取材力に仰天です。
業界の裏側を暴くシリアスで知的好奇心を刺激する内容を軽やかに極上なエンターテイメント作品に昇華させれるのが伊丹監督作品の醍醐味ですね。

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矢萩久登

4.5スーパーは毎日の食事の材料を売る店よ‼️

2024年11月16日
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活動写真愛好家

5.0これ、主婦の知恵♪

2023年12月31日
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しゅうへい

5.0痛快過ぎ。

2023年12月31日
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プライア

3.5正直屋VS大魔王

2023年2月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

近くに安売り大魔王なる大手スーパーが新規開店、正直屋の経営センスのない専務(津川雅彦)は圧倒されるだけ。
そこへ現れたのが幼なじみのスーパー大好き女(宮本信子)、正直屋でメキメキ腕を発揮する。
スーパーマーケットの裏話は身近で面白く、安全でしょう。

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いやよセブン

5.0あき竹城さんと絵沢萠子さんを偲んで

2023年1月3日
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あき竹城さん
12月15日大腸癌のため東京都内の病院にて75歳で他界

絵沢萠子さん
12月26日老衰のため大阪市内の病院にて83歳で他界

監督と脚本は『お葬式』『タンポポ』『マルサの女』『ミンボーの女』の伊丹十三

正直屋はなにからなにまでダメなスーパーマーケット
ライバル店の安売り大魔王に押され潰れかけ
しかし専務の幼馴染が加わり次々と大改革を推し進め正直屋を立て直しレジチーフから副店長そして店長と出世するコメディー仕立てなサクセスストーリー
とてもためになる話
これは傑作
娯楽映画のお手本

ハゲの表現としてスクーター1台駐まれそうってのは強く印象に残った

消費者を完全に見下したいまどきあり得ないインチキぶりにドン引き

客のオバサン連中がオバサンというよりオバタリアン

遺影はなぜか津川さんの実父
伊丹監督の遊びだろう

クライマックスにトラックによるカーチェイスあり
娯楽映画をよくわかっていらっしゃる

鮮魚部チーフを演じた高橋長英が良かった
最後の最後で花子に歩み寄ることも含めて
最後まで悪党を演じた六平とは対照的

久々に再会した幼馴染の小林五郎に頼まれレジ係チーフとしてスーパーマーケット正直屋に勤めることなった井上花子に宮本信子
店を良くしたいという思いは強いが各部門のチーフたちには強くいえない正直屋の専務・小林五郎に津川雅彦
不正行為を繰り返す職人気質の精肉部チーフに六平直政
精肉部助手のタケちゃんに柳沢慎吾
精肉部助手のゴリに金萬福
元魚屋で職人気質の鮮魚部チーフに高橋長英
鮮魚部助手のキンちゃんに伊集院光
リパックに不満を持つ鮮魚部のパートさんに絵沢萠子
リパックに不満を持つ鮮魚部のパートさんに原日出子
青果部チーフのキヨちゃんに三宅裕司
吃音の青果部助手のみつるに津久井啓太
青果部スタッフにアゴ勇
売れ残りの鮮度が落ちた食材で惣菜を作ることに不満を持つ惣菜部チーフのウメさんにあき竹城
レジ係チーフのイクヨちゃんに松本明子
レタスとキャベツの区別がつかないレジ係に山田純世
88円の卵を28円と間違えてチラシを作って配布するミスをした販促部員に小堺一機
五郎の兄で正直屋の経営者で不動産関係も経営している小林一郎に金田龍之介
安売り大魔王と裏で繋がっていて客のことなど考えず利益ばかりを追い求める店長のキクニちゃんに矢野宣
元正直屋の職人でインチキスーパー安売り大魔王の社長に伊東四朗
安売り大魔王の店長にヨネスケ
安売り大魔王の店員に渡辺正行
愛犬を店内に持ち込む上品ぶった御婦人に野際陽子
1日の買い物額を2000円と決めている客に迫文代
常連客のオバサンに田嶋陽子
常連客のオバサンに阿知波悟美
常連客のオバサンに柴田理恵
常連客のオバサンに川俣しのぶ
おにぎり屋つるかめ食品の社長に岡本信人
精肉チーフとつるんで高い肉の横流しをしている屑肉業者に不破万作
デコトラ運転手に佐藤蛾次郎
カモメ漁港のおじさんに奥村公延
カモメ漁港のおばさんに石井トミコ

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野川新栄

3.5「みんなやってるから」店側の都合だったり、その場を仕切ってる奴の一...

2020年12月14日
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「みんなやってるから」店側の都合だったり、その場を仕切ってる奴の一存でおかしな事がまかり通っている裏側の話。クソ野郎の言い訳はいつの時代も同じ。
言うことを全く聞かない職人にさえも主人公が正攻法で口説いていたのが良かった。改革の仕方が良く、内容も真っ直ぐ。
お話を盛り上げるのに肉屋の職人だけ悪党過ぎて変に過剰。
商売は正直が成功の秘訣だ、みたいな良心溢るる映画。スーパーマーケット業界だけのことじゃない。

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collectible

4.0さすがです

2020年9月22日
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宮本信子主演はいつものこと。まぁ他のキャストの顔ぶれも同じような方々にもかかわらず、こうも違った映画がつくれるのかって感心します。ホント面白い作品でした。日常感ありで親しみやすいです。

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kenyan

3.5キャスト一覧を眺めるだけでお腹いっぱい

2020年8月1日
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鑑賞方法:映画館

劇場公開時鑑賞。
一人暮らしに慣れてきた頃だったので、スーパーのあれこれが面白かったのを覚えている。今はもっとシビアになってそうですが。

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なお

3.5濃いメンツばかり

2019年11月3日
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魚屋も惣菜屋も肉屋も濃いメンツだらけ。六平直政が終始ワルイ顔をしている。

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さすまー

4.0いい話!

2018年10月1日
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実にいい話!感動しました!!

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ハワイアン映画道の弟子

5.0スーパーの女

2018年1月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

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楽しい

幸せ

面白かった。

花子とゴローとのやり取りが良いです。

伊丹監督作品の中で一番好きな映画です。

花子がマヨネーズをぶちまけるシーンは爽快に笑えます。

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Y&M

4.0リアルと喜劇。

2017年9月18日
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ひと昔前には結構当たり前だった、スーパーマーケットの偽造や常識など教えてくれる作品。
対立するスーパー、それを救ったのは、スーパー大好きな おばさん。
同期生が店長のスーパーを、主婦目線と、正しい商売で建て直していく面白さと、ライバルスーパーとの対立は、喜劇的ドタバタで、元気をくれる作品。

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