スウィートホームのレビュー・感想・評価
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ついに見た~!
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間宮という有名な画家が住んでた屋敷は幽霊屋敷化してた。
そこにTV関係者5人が取材で入り込む。
カメラマンの古館が庭の供養塔を壊し、悪夢がスタート。
まず霊感の強いレポーターの福美が霊に取りつかれ、
古館は霊に焼き殺され、福美も落下して来た斧で死亡。
さらに山城の娘・NOKKOが霊にさらわれる。
山城と信子は近所の老人・十三から屋敷の秘密を聞く。
息子が焼却炉にいるのを知らずに焼き殺した夫人が発狂し、
近隣の子供をさらってそこで焼き殺し続けたんだそうな。
それが近隣住民にバレると、今度は自らそこで焼け死んだ。
古館に息子の供養塔を壊され、夫人の霊が怒りで蘇った。
十三は「心の力」を使いこなし、見事にNOKKOを救出。
でも自身は夫人の霊に焼き殺されてしまった。
3人は屋敷から脱出を試みるが、再びNOKKOがさらわれる。
山城と信子は一旦脱出に成功、が山城は屋敷に一人戻る。
信子は信子で、供養塔下の息子の死体と共に屋敷に戻る。
で心の力を唱えながら、姿を現した夫人の霊と対峙。
そして見事にNOKKOを救出、しかしやまない夫人の攻撃。
するとNOKKOが夫人の息子の死体を夫人に差しだした。
それにより急におとなしくなる夫人。そして急に成仏。
こうして2人は脱出に成功。山城もちゃんと生きてた。
ってか信子とNOKKOが頑張ってる間、何してたの?w
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ホラー映画は怖いので基本的に見ない主義やけど、
この作品はもう30年くらい、ずーーーっと見たかった。
理由は簡単、好きなNOKKOが女優をした唯一の作品だから。
CSで放送がないか毎月毎月確認して来たが、一切なし。
何で?と思って改めて調べてみると、権利の関係っぽい。
DVD化もされてないし、永遠に放送されることもなさそう。
でも何と素晴らしいことに、YOUTUBEにあった!
ということでついに見ることができた。
ホラーとは言え、全然怖くなくて良かったわ。
今の時代の感覚からは、いい意味でチャチくて怖くない。
突然大きな音が鳴るとか、突然何かが大写しとかも無し。
最後の間宮夫人の霊は結構グロテスクで少し怖いけど、
遠くの方から徐々に近づいて来てくれる。実に親切w
待望のNOKKOも、専業じゃないから演技はうまくないが、
昭和の娘のぶっ飛んだ感じが最高。多分、地やなw
色々古臭くて、懐かしいもの好きの心が満たされたわ。
あと信子が格好良過ぎる!
中盤くらいまでは山城が主人公なのかと思ってたが、
終盤は信子の一人舞台(+少しだけNOKKO)やった。
良質ホラー
まず最初の役場のシーンが素晴らしくていきなりテンションMaxになる。
洋館内部の描写も素晴らしい。計3名が亡くなるが、それぞれこってり時間をかけて楽しませてくれる。
後半は宮本信子劇場となり、黒沢清ではなく伊丹十三の映画になってしまうのが残念といえば残念。
今となってはまともに観る方法がないのが残念だが、日本ホラー映画史に残る傑作だと思う。
終盤まではこわいぞ!
USの特集効果を招いての映画
監督も日本の基準をハリウッドにまで上げるといきこんで作ったそうですが
ラストのクリーチャーは怖くない(笑)
当時なら スゲー!アメリカみたーい!
って称賛が上がったのでしょうが、豪華な特殊効果よりも
影が壁や天井を這う画や、
がんばって工夫して撮ったであろう特撮部分の方が実に映画的で素晴らしいなと思いましたね。
映画で飯が食えてた時代でしょうからスタッフも監督も手間をかけた方がいい部分にちゃんと手間をかけて撮ってる。
セットも重厚感があり雰囲気も素晴らしいです。
ストーリーは普通に怖いです
日本人特有なのか 過去に起きた悲劇惨劇が目に浮かぶようなストーリーのボディラインで
我が子を焼却炉で焼いてしまった母親のシーンなど出て来ないのに その情景が脳裏に焼き付いてしまいます。
普通に結構怖いのでラストでバカっぽいクリーチャーが出て来てくれたおかげで
(ああ、これは作り物のお話だった) と自分を安心させる事ができました(笑)
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