アマチュア(1979)のレビュー・感想・評価
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ドキュメンタリー
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動くものを全て撮っていると、トイレの出入りまで撮ってしまい、カットを要求された。ナレーションや音楽を入れろとか、とかく注文が多くなってくるが、モシュ自身はかなり楽しんでいる。やがて工場のドキュメンタリーとして映画祭に出品することを薦められ、3位に入賞してしまう。
映画監督やプロデューサーからも賞賛の声を浴び、工場、労働者協議会の援助もあって、徐々に映画作りに熱が出てきてしまう。妻だけは、フィリップが真面目で平穏な人生を歩んでくれることを望んでいて、実家へ帰ってしまう。
フィリップが撮るのはドキュメンタリー。客観的な映像で人生を撮りたいと目標が定まる。キエシロフスキーはむしろ人間関係や心理描写を細かく観察。おどおどしていた主人公が、芸術家気取りに変化していく模様。周囲の人間が皆、暖かく応援する模様。
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